治療院の開業に際して、理念やコンセプトの重要性を理解している人は、あまりいらっしゃらないのではないかと思います。
経営において「理念」や「コンセプト」が重要だと言われる理由は、開業してからでなければなかなか実感が湧きません。
ですが、ここは本当に重要な点なので、今回の記事で解説したいと思います。
理念・コンセプトの重要性とは
理念やコンセプトを、単なるお題目や大義名分だと誤解している先生は、少なくありません。
本来であれば、院の理念やコンセプトは、先生が
- 「本気でなしとげたい」
- 「本気でやりとげたい」
と思うものでなければなりません。
理念とコンセプトのない院は軸がブレる
理念やコンセプトがお題目でしかな院は、治療院が簡単にリラクゼーション化への道をたどります。
たとえば、安易に美容に寄ってしまったり、ダイエットメニューを入れたり…ということが起きてしまいます。
もちろん、美容やダイエットがダメ…という訳でではありません。
ただ、治療と美容とダイエットは、別々のカテゴリです。
ここを線引せずにあやふやにしていると、後から様々な問題が発生してしまうのです。
流行りのメニューを取り入れてしまう
最近だとパーソナルトレーニングや筋トレメニューが流行っていますが、こういったものも「取り入れよう」という思考が働いてしまいます。
パーソナルトレーニングが悪いという訳ではなく、院としての立ち位置がブレてしまい、患者としても「何をやっている院なのかわからない」という困惑が生まれてしまうのです。
本気で取り組みたいことを明確にしよう
「先生に一貫性や信念が欠けている」ということに患者が気づきはじめると、患者離れが起きてしまいます。
ですから、
- 自分の院の理念は何なのか
- どういうコンセプトで経営するのか
- 本気でやりたいことは何か
といったことをことを明らかにして、それをもとに院経営を行う…ということが非常に大切なのです。
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