以前の記事でも述べましたが、広告ガイドライン策定後はホームページに患者さんの声を掲載できなくなる可能性が高いです。
では、「もう患者さんの声を集める必要は無いのか?」というと、決してそういう訳ではありません。
患者の声は、広告のために集める訳ではない
患者さんの声を最大限に活用できる、もっとも効果的な場所。
それは、院内です。
院内で患者さんの声を大量に集めたものを置いておくことがもっとも大きな効果を生みます。
加えて言えば、何百・何千という数で患者さんの声が集まってくると、それを見ただけで院に対する信頼感が生まれてくる訳です。
多くの新規患者は、はじめて来院した時は何もかもが不安です。
- 「本当にここで良いのだろうか…」
- 「本当に治るのだろうか…」
といった不安を抱えています。
それが、院内にきたときに、何百何千という患者の声を見ると、その不安は一気に吹き飛びます。
- 「この先生なら大丈夫だろう」
- 「この先生にまかせれば心配ないだろう」
という信頼が、ここで得られるのです。
補足:院内の患者の声は広告の患者の声の何倍もの効果がある
ちなみに、広告に掲載している患者さんの声を真に受ける人のほうが少ないです。
「本当かもしれないし、やらせかもしれない。」「どっちかわからないけど、とにかく治療して欲しい…」といった心理で来院される方が多いです。
広告の患者さんの声と、院内の患者さんの声は何倍も効果が違う…ということを覚えておくと良いでしょう。
院内の患者の声が継続来院率を高める
院内の患者さんの声を見た人であれば、問診検査カウンセリングもスムーズにいきますし、継続来院も高い数値を維持できるようになります。
結果、来院回数も増え、治療もうまくいくようになる。
そして、その人がまた患者さんの声を書いてくれる
…という好循環が生まれるようになります。
患者の声は地道に集め続けよう
患者さんの声のもっとも良い使い方は院内利用です。
大量にあればあるだけ良いのですが、1度に集めることはできません。
何年もかけて、ひとりひとりの患者さんから地道に集め続けていく必要があります。これが、本当に大きな効果を生むのです。
まとめ
患者さんの声収集は、広告だけが目的ではありません。
来院された患者さんの不安を取り除き、前向きに治療を受けてもらうために絶大な効果を生みます。
広告規制に関わらず、今後も患者さんの声の収集は継続されることをオススメします。
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