患者さんとの会話で治療時間がオーバーしてしまった…という経験はありませんか?
話し好きで毎回のように治療時間を超えてしまうような患者さんもいるかもしれません。
治療家は友達ではなく「先生」であるべき
経営的な観点から見ると、「フレンドリーで仲が良い治療家」よりも、「尊敬できる先生」を目指すべきだと言えます。
なぜなら、治療の最中にフレンドリーに話をしていると、先生も患者さんも治療に集中することができません。
「仲が良い治療家」という立ち位置にいると、治療院がリラクゼーションサロン化してしまうリスクがあります。
リーダーシップを持って、
「治療を施す先生 対 治療を受ける患者」
という立ち位置を、しっかりと構築しなければならないのです。
患者さんからの相談や質問が多い原因とは
患者さんからあれこれ質問・相談されることで会話が長引く…というケースもたびたびあります。
実はこの原因は患者さん側にあるのではなく、治療家が初診時に「問診・検査・カウンセリング」が十分にできていないことに起因します。
患者さんが
- 心から安心していない
- 治療に対して不安を抱えている
という状況だと、質問や相談が多発するようになるのです。
患者さんに親身であることは大切ですが、一人ひとりにフレンドリーに対応していると、本来の目的である治療にも影響を与えますし、他の患者さんにも迷惑をかけることになってしまいます。
ですので、この点はケアすべきだと言えるでしょう。
セルフケアや日常生活の注意事項など、書面にできるものは文書化すれば、説明の手間も省けるでしょう。
まとめ:患者さんと先生の立ち位置をしっかりと構築しよう
まずは、しっかりと患者さんと先生との立ち位置を構築する。
そのためには、問診・検査・カウンセリングを念入りに組み立てるいただくことが大事ですので、意識するようにしてみてください。
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