治療院の開業において立地が重要である…ということはすでにお伝えしている通りです。
ですが、「立地条件でどれだけ売上に差が生まれるのか」…ということは、なかなかわからないものですよね。
駅前だからといって立地が良い訳ではない
単に駅前だから、立地が良い…とは決して言えません。
同じ駅前でも、大変多くの人が通行する路面店と、駅前でも裏通りにあったりとか、こうなると条件が全然変わってくるわけです。
ですので、「立地の良い悪いは、駅からの距離ではない」…ということでは決まらないということを予め覚えておくと良いでしょう。
立地の悪い店舗の飛び込みは限りなくゼロになる
よくある事例でお話しますと、駅前であろうが駅前でなかろうが、立地の悪い店舗、視認性が悪く入りにくい店舗の場合は、飛び込みの新規患者さん、看板を見てくる患者さんは、限りなくゼロになります。
実際に飛び込み患者が1年通してゼロ…という話は、ごくありふれた話です。駅の間近でも当たり前のようにあります。
一方で、駅前でかつ視認性がある程度あり、歩行者の交通量も多い…そういった良い場所ですと、看板だけで来院される新規患者が1ヶ月に70人ですとか、そういった店舗もたくさんあります。
ただ、この70人には、時間が余ったからちょっと揉んでくれ…といったように、リラクゼーション感覚で来院される患者さんが非常に多いです。
ですので、こういった店舗は、来院される患者さんをどのようにスクリーニングしていくか…といった点で悩むこともあります。
全部の患者さんに問診検査カウンセリングをしていると、効率が悪すぎる…ということになりますからね。
ですので、先に「リラクゼーションサロンではありません」ということがしっかりと伝わるように、治療メニューや治療コンセプトについてしっかりと伝えることができるような仕組みが大切になる訳です。
まとめ:立地次第で新患の数は大きく変わる
立地が悪いと飛び込みゼロ、一方で立地が良いと月に70人の新患来院…ということが当たり前のように起こり得ます。
立地がどれだけ重要か、おわかりいただけたでしょうか。
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