前回の記事では「施術スタッフ採用」についてお伝えしましたが、今回は安定する治療院経営に必要不可欠である、受付スタッフ(アシスタント)の採用についてです。
以前も記事で書きましたが、仮に先生が一人治療院を経営していたとしても、受付スタッフは必ず雇うことをおすすめしています。
ただ、身内にお願いできる人であれば問題ないかもしれませんが、
「何を基準に採用すれば良いのかわからない…」
という先生もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、受付スタッフを採用する際に押さえておきたいポイントについて解説します。
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受付スタッフ・アシスタントに求められるポイントとは
採用の流れとしては、まず応募をし、応募があったら面接の日次を決めるための電話をし、実際に面接の会場に来てもらい、面接を通じて
- 前職の経験
- 退職の理由
- 応募の理由
…といったことを聞いていくことになります。
ただここで一番重要なのは、どのような質問をするかというよりも、応募から面接が終わるまでの流れの中で、相手が「先生が求める素質をもった応募者なのか」を見極めることです。
この「素質」という点でもっとも重要なことは、先生の院の方針に同意してもらえるかどうか…ということ。
そして、
- 明るくて元気かどうか
- 挨拶ができるか
- 時間を守ることができるか
- 身だしなみがちゃんとしているか
- 清潔感があるか
- 言葉遣いは適切か
- 動作がテキパキしているか
といったことも重要になってきます。
先生が相談者にしっかりと伝えるべきこと
先生が行おうとしている治療院の経営の方針、治療の方針、理念、治療に対する考え方、アシスタントに求める仕事の内容、そしてもちろん勤務状況。
こういったことは、先生側からしっかりと相手に伝えておく必要があります。
ですので、院のコンセプトや治療方針を明確化しておくことも重要です。
あわせて、先生が伝えた内容に対して、相手がアクティブリスニング(傾聴)してくれるのかどうか。
そして同意してくれているのかどうか。
ここも重要な判断材料になります。
まとめ:受付スタッフ・アシスタントとしての素質を見るべし
一般的な採用のフローや面接の流れについては、ネットを探せばいくらでも出てくるでしょうし、書店にもたくさんの本が並んでいると思いますので、心配の必要はないでしょう。
ただ、この記事でお伝えしたように、相手に、受付スタッフ・アシスタントとして先生が求める素質があるかどうか。
これをしっかりと見極めるようにしてください。
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