開業

【治療院の開業】健康保険に依存する開業は”オワコン”である

kaigyo-3
セミナー

健康保険に依存した開業について

整骨院の先生に限った話かもしれませんが、開業にあたり、健康保険、いわゆる療養費をアテにした経営を考える先生もいます。

健康保険に依存した経営です。

  • 自費ではなかなか難しいかもしれない
  • 5000円以上も患者に払ってもらえる自信がない
  • 健康保険を使えば、低価格で受けてもらえる
  • だから患者さんも集まりやすいはず

リラクゼーションサロンよりも安いし、国家資格保有というバックグラウンドもある。

だから、大儲けはできないかもしれないけれど、食えるだけの収入を得ることはできるんじゃないか…という思考ですね。

hoken-shumatsu
【治療院経営】保険診療・自賠責・美容整骨(美容鍼)の終焉前回のコラムで、自賠責依存型の経営が危険であることはすでにお伝えしました。 https://chiryou-in.com/shuk...

昔は健康保険で裕福になれる時代もあった

この思考は、過去の成功者の言葉を盲信している人に多い考え方です。確かに昔は、健康保険による治療で大きな売上を出せる時代がありました。

ですが、今や時代は大きく変わってしまっています。

過去10年間で、整骨院の数は18000院も増え、トータルで1.56倍にまで増加しました。

1年平均で1800店舗増えているということです。1日に5店舗の新規店舗が開業されている訳です。

一方で健康保険はどうかというと、国民全体の医療費は増え続けている一方で療養費は減っているという実情があります。

1店舗あたりの療養費は3分の2まで減っていると言われています。

健康保険に依存した経営であれば、「利益が33%減っている」という見方もできます。

療養費の規制はこれからが本番

2017年、2018年と療養費の扱いについて話し合いがなされて、ようやく方針がきまったのが今です。

2019年から2020年にかけて本格的な療養費の規制がはじまります

これから開業するのであれば、療養費に依存した開業はよくよく考えなければなりません。

自費治療中心で成り立つ経営を実現するために、しっかりと仕組みづくりをする必要があると言えます。

【治療院開業】「治療技術があれば食える」…はもう古い「治療技術があれば食べていくのに困らない」は幻想 治療技術を磨き、腕の良い治療家になれば、営業活動をしなくても予約がいっぱいになる…と...
治療院経営について無料で学ぶなら

7,225人の治療家が受講してきた動画セミナーで、
無料で治療院経営について学んでみませんか?

cta1