ポジティブシンキングな先生は要注意
「開業すればなんとかなる」と思っている前向きな先生が陥りやすいのが、「無計画すぎて失敗してしまう」というパターンです。
スタッフとして院に勤務している時代は、待っていても患者さんが次から次へとやってきます。やってきた患者さんを先生は治療するだけです。
裏では院長が集客活動をしていて、そのおかげで一定数の患者さんが来院されていた訳です。
これを理解していないと、「そもそも集客の全容がわかっていない」まま開業することになります。
友人・知人は最初は来てくれる
開業すれば、友人や知人、既知の患者が来てくれるはず…と、前向きに考えるかもしれません。
ただ、「継続して来院してくれるか」というところまで考えなければなりません。
ほとんどの方は、一度はいらっしゃいます。友人・知人も、患者さんも、1度は来てくれるはずです。
ただし、継続的に来院してくれるかどうか…となると、話は別です。
ホームページもチラシも一筋縄ではいかない
HPをつくれば少しずつ患者が増えてくるだろう…という考えを持っている人もいます。
実際はホームページをつくったからといって集客できるわけではありません。
チラシも同様です。撒けば患者さんが来てくれる…と思っている先生も多いですが、
- デザインはどうするか
- キャッチコピーはどうするか
- どのようなオファーを用意するのか
- どうやって患者さんに行動させるのか
こういったことをしっかり考えて、テストを重ねることではじめて成功できるようになります。
他院の成功パターンが通用しないのが「開業」
特定の成功パターンでうまくいく訳ではありませんし、「今働いているところではうまくいっているやり方」なのに、自分の開業エリアではうまくいかない…というケースも珍しくありません。
その結果、初月から売上が20万程度しかない。固定費だけで資金がショートしてしまう…なんてことも起こり得ます。
短期間で廃業しないために
無計画型で開業してしまう先生は、3ヶ月や半年といった短期間で廃業してしまう先生が多いです
ですので、楽観的にならず、しっかりと計画をたてるようにしましょう。
これは必須条件だと言えます。
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