経営

院長が覚えておきたい治療院経営の戦略と戦術のハナシ

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治療院もれっきとした「経営」です。

そして、経営にはしっかりとした「戦略」と「戦術」が必要です。

ただ、この戦略と戦術を混同されている人も多いと思いますので、今日はこのあたりについて整理をしたいと思います。

セミナー

「戦略」と「戦術」の違いについて

戦略とは、「先生がご自身の治療院を、この先どのようにしたいのか」といったビジョンに基づく、「目標・目的」です。

そして戦術とは、そのビジョンを実現するための「方法」であり、「目標を叶える為に、具体的に何をどう行動すれば良いか?」です。

戦略にまさる戦術はない

このような言葉をお聞きなったことが、あるでしょう。

  • 「戦略なき戦術は 無意味」
  • 「戦術なき戦略は 空論」

また、こんな言葉もあります。

  • 「戦略なき戦術は カオス」
  • 「戦術なき戦略は ファンタジー」

治療院経営はビジネスです。

「戦略」と「戦術」を両立することができなければ、経営的に成長は難しく、どちらか一方だけでは、足りないのです。

多くの院は戦術が先行しがち

ただ、昨今の治療院業界では、小手先の戦術論ばかりが広まっている印象があります。

  • ネット集客
  • チラシ集客
  • 松竹梅料金表導入
  • 返金保証
  • 美容メニュー
  • ダイエットメニュー

などなど…

短期間で売上を作ることはできるかもしれませんが、これだけで良いのか、しっかりと考えなければなりません。

新しい広告ガイドラインが施行されれば、今までのやり方を軒並み変えなければならない院も出てくるでしょう。

当たり前のように使っていたチラシや広告、ホームページの表現も、摘発の対象になる可能性が高くなります。

松竹梅や返金保証、美容・ダイエットメニューなどを取り入れた結果、リラクゼーションサロンと化してしまう可能性もあります。

この先治療院業界で、新規広告ガイドラインのように、治療院の存続にかかわるような一大事が起こらないとは言い切れません。

このようなリスクを回避するために、しっかりと「戦略」を立てておかなければなりません。

将来的な目標や目的を見失っていては、小手先の方法論に頼ってしまいがちになるのです。

まとめ:治療院の経営戦略をしっかり考えましょう

戦略上のミスは、戦術では取り返せません。

まず初めに、戦略ありき。

そして、その戦略を実現するために、正しい戦術を選択するのです。

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