今現在どこかの整骨院につとめていたり、理学療法士として勤めている先生が、仕事が終わった夜の時間や、週末などの休日をつかって開業する…
こういった「副業・週末開業」の実情についてお話します。
もくじ
週末開業は本当に低リスク?
治療院の週末開業・副業。
これは。考え方としては「低リスクで開業して、患者が増えたら本格開業しよう」という考え方です。
考え方の1つだとは言えるかもしれませんが、残念なことに低リスクだとは言えません。
なぜなら、営業時間などから「副業である」ことは、患者さんからも一目瞭然だからです。
週末開業は本格的な開業には向かない
- 「今の待遇に不満があるから」
- 「雇われてるだけでは不安があるから」
- 「だから副業しよう」
- 「開業して収入を増やそう」
という考え方もあると思います。
ただ、本格的な開業をしたいのであれば、その準備として副業・週末開業するのは、適してはいません。
リラクゼーションサロンと治療院は違う
リラクゼーションサロンであれば問題無いと思います。
1週間で2日しか営業していない、夜遅い時間しかやっていない…という形でも十分やっていけるでしょう。
ですが、「治療院」となると話は別です。慢性疾患に対して根本原因からあたっていくと、週末だけの治療では意味がないのです。
患者から見ても、副業だということは一目瞭然です。本当に困っている患者は、副業で治療をする先生を信頼してくれるのか…という話なのです。
週末開業でもある程度の売上は作れる。しかし…
週末だけでも、ある程度の副業にはなると思います。
週に1回だけ働いて、4日間で売上20万円。
土日で30万円から40万円…という売上をつくることはできるかもしれません。
ですが、それがそのまま開業につながるのか…というと、また話が変わってるのです。
副業、週末開業をやることが、本格的な開業への道を閉ざしてしまっている…ということも珍しくありません。
週末開業と本格的な開業は別次元の話
週末開業自体は否定しません。ただ、週末開業をベースに本格的な開業できるか…となると、まったく別の話です。
長く続く治療院をつくりたいのであれば、本格的に開業のステップをくんでいくことが重要です。
このあたりをしっかりと理解して、開業の準備に取り組んでみてください。
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