開業は「一生に一度」の大仕事
このブログをご覧いただいている先生の中には、すでに開業されている方も、これから開業されるという方といらっしゃると思います。
開業は多くの先生にとって、一生に一度の大きな出来事です。
中には分院展開などで複数回開業を経験される先生もいらっしゃるかもしれませんが、そういった先生は少数だと思います。
それだけ貴重な開業ですから、「開業で失敗したくない」…というのが当たり前ですよね。
今回は、治療院の開業にあたって失敗しないために、典型的な「開業の失敗パターン」についていくつか紹介していきたいと思います。
開業がゴールになってしまっているパターン
開業は、多くの先生にとって夢の1つだと言えます。
ですが、独立開業が「ゴール」になっている先生も多いのではないでしょうか。
- どんな治療院を経営したいのか
- 院経営を通して何を実現したいのか
- 10年後、20年後にどんな未来にしたいのか
持続的に院経営を続けていくためには、このような目標設定や計画が必要不可欠です。
開業がゴールになっている人は、物件を探すときや立地条件を検討するときに考慮が足りずに判断を誤ることが多々あります。
院内で使う機材や内装、レイアウトといったものも、業者の言いなりでやってしまい、割高になってしまうことも多いです。
看板や外観は、視認性や効果よりもイメージ先行になってしまいます。
料金を決めるのも、ターゲットの内容や自分のポリシーではなく、近所の相場や友人知人の料金設定を踏襲してしまったり…
集客や運営を具体的にどうしていくのか…ということも曖昧な人も多いです。
開業はゴールではなくスタートである
こういった開業ドリーム型の開業では、毎日患者さんがくるまでもなく、暇を持て余して毎日を過ごす…という先生がかなりの数いらっしゃいます。
開業したんですがこういった状態で困ってます…という相談が後を立ちません。
これから開業を検討している方は、開業ではなく開業した後の自分の目標をしっかりと見定めて計画を建てることをおすすめします。
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